言の葉の魔力

名言から名称、掛け合いまで。魔力を放つ言の葉を紹介

「絶対音感」

投稿日:2019年4月30日


「絶対音感」

出典元、現実の音を、楽器などに使う音階で認識出来る能力。世界一漫画の能力っぽい名前の、実在する特技。

世界一とかは適当に言っているが。いやしかし、四字熟語だし「絶対」とか付いて格好いいし、英語だと「Absolute pitch」(アブソリュート・ピッチ)でやっぱり格好いいし、特技の中では少し突き抜けたものなのではないか。先天性の才能っぽいイメージもあるし。漫画的に「能力」と言ってもいいのでは、と思ってしまう。実際、喧噪などを音階で表現したり、一度聞いただけの音楽を即興で再現して演奏してしまったりと、漫画の登場人物が使う様な特殊能力である。音楽に携わる人が持っていたら便利な事は間違いない。そして、音楽に携わらない人が持っていたらなんか凄くもったいない気がするので黙っていた方がいいのも間違いない。音楽に携わっていてそれを持っていない人に悪い気がするので。

が、本当の特殊能力、辞書を全暗記してしまうだとか、10桁の数字の掛け算を暗算してしまうとかに比べればさすがにそこまでのぶっ飛び加減ではない。耳と脳が、そういう事にかけて優秀なんだな、と言えるぐらいである。少年野球をやっている子の、動体視力がほかの子より優れていたり、バランス感覚に優れた子が一発で自転車に乗れる様になってしまうのと同じぐらいだろうか。そうなるとこちらにも名前が欲しいところだが、……やっぱりいらないか。

調べてみると「絶対音感」は先天的なものではなく後天的に身に付けられるものらしい。ただし幼少期に訓練していないと無理らしく、親が音楽をやっていて子どもにもやらせようと思っていたら訓練させられてそうなものである。両親が音楽関係の仕事だったりすると、子どもにもピアノなど楽器を習わせるパターンはよくあるため、その場合は「絶対音感」の事も知っているだろうし、覚えさせようとして教えるのだから習得率はかなり高いだろう。

しかしこの「絶対音感」という名称は、「相対音感」の対義語として付けられただけで、完璧とかパーフェクトとか「ずえー……ったい!」というニュアンスとは異なるものだそうだ。あくまでも「相対音感」の逆。「相対」の逆なら「絶対」になってしまうのは仕方がない。そして「絶対音感」がないと音楽関係でアレが出来ない、コレが出来ない、というのはあまりないが、むしろ「相対音感」がないと音楽関係は厳しい、というものらしい。まあ個人差もあるだろうし、「相対音感」がないって要するにオンチだと厳しいだけでしょ、当たり前じゃん、という感想になるだけだが。

先天的なものではないという事なので、訓練で覚えられるとなると覚えさせておいて損はない能力な気もする。ネタにもなるし明らかに凄いし、周りからも凄いって言われそうだし、音楽に携わる人にならなくても、そういう特殊能力があれば楽しそうである。まあ、一度覚えたなら二度と忘れないのならの話だが。

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