言の葉の魔力

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ドラマ

「本当にすまないと思っている」

投稿日:2017年10月23日

「本当にすまないと思っている」

出典元、海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の主人公、ジャック・バウアーのセリフ。代表するセリフの様な扱いを受けるがそんなに頻繁には使っていないらしい。

「本当にすまないと思っている」とは、ジャック・バウアーが本当にすまないと思っていない時に使うセリフである。特にこの作品は最初から最後までお尻に火の点いた展開なので、「これ」を防ぐためには何をしてもいいという使命感を持つジャックが、さらに時間のない中、凶悪犯と交渉するという展開も多く、テロリストを脅してでも情報を聞き出すというとんでもない展開も発生する。「本当にすまないと思っている」と言われても、謝ればいいというものでもない、という展開も多い。大人気シリーズの、正義側の主人公にしては恐ろしいやつである。

アメリカ人の特徴というか、日本人より強いため感じられる事だが、特に家族の安否がからむとジャックの暴走が酷い。もはや娘を人質にしてしまえば大統領を暗殺ぐらいしてくれそうな人物である。主人公なのにおっかない。そしていつもヒヤヒヤの展開を魅せてくれるため、続きが気になるのだが、そのヒヤヒヤの中には誰かに隠れて何かをこそこそ、とかもふんだんに含まれているため、そっち系のヒヤヒヤ好きには溜まらないだろうが、苦手な人には胸がむずむずして気持ち悪いだろう。

ただ、それなりに偉い地位にいるくせに単独行動に出た上、普通にかなり強いので、主人公補正とはいえ悪人はバンバンやってしまっている。もちろんジャックは殺されない。こいつの行動大丈夫か、というところもこの作品の魅力になっている、なってしまっているのが問題なのだろう。このタイプの大人気ドラマにしては批判される事も多い。

「24 -TWENTY FOUR-」は、24時間を1時間1話ずつリアルタイムで進める、というのが前提の作品である。つまりいつも後半は寝不足……、は置いておいて、集団脚本体制を取っていていくつものストーリー展開を想定しているらしく、視聴者からの反応を見つつ続くストーリーを変化させたりしているらしい。確かにまあ、「ここでこれをする」、「ここでこれをしない」を保留にしておいて直前に決めるぐらいなら分かるが、「こいつが実は裏切る」、「こいつは本当に味方」、までの選択肢を用意してたりするものだからとんでもない話である。伏線もどうやって張っているんだか。ちなみに予想を裏切って驚かせるのは視聴者もだが、役者もなので役者も「え、裏切るの?」とビックリしたエピソードがあるらしい。

しかしまあ話題を呼べばいい訳ではないが、行動に賛否を呼びまくるのがジャック・バウアーという人物である。シーズンによって違うがそれなりに偉い位置にいる上に大統領と繋がりもあったりするので、「ここは俺がやる!」、というか「俺が尋問する!」、という体の脅迫などもやってしまうので視聴者がドン引きするのである。しかし事件は解決するので結果オーライといったところだ。

「本当にすまないと思っている」

と口では言うけど、絶対思ってないしすぐ次行っちゃうよねこいつ。







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