言の葉の魔力

名言から名称、掛け合いまで。魔力を放つ言の葉を紹介

アニメ

「40m~200m」

投稿日:2019年3月28日


「40m~200m」

出典元、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する、エヴァンゲリオンの公式体長。40メートルから200メートル。

いや、それはおかしい。

40メートルから50メートルとか、200メートルから250メートルとかならまだ分かる。何号機かあるし。しかし40メートルから200メートルまで幅があるのはおかし過ぎる。しかもそれが公式というのだからどうやって設計してるんだよ、という話になる。人が乗り込んだりビルの横に立ったりしているではないか。そこから本当の体長を導き出す人もいるはずである。……。

が、そこから導き出される結論が、”その時々によって大きさが違う”だったりするから驚きである。そんな適当な事でいいのか。視聴者は違和感を感じないのか。それで「じゃあ公式見解はどうなのか」と聞いてみるとその答えが、

「40m~200m」

なのだからもはや手に負えない難題である。ロボットと見せ掛けて生体兵器と見せ掛けただけでなく、体長も伸びたり縮んだりするのか。しかしそういう訳でもないらしい。

アニメは表現としては絵である。実物の模型を並べて撮影している訳ではないし、最終的にテレビに映るのは平面の絵なので、描いてしまえばどうにでもなる。そしてその利点を逆手に取って、正確な体長とかは気にせず、シーンごとの格好良さや見映えの良さを優先して描いていたらしい。つまり本当にサイズが決まっていない。大きく見せたい時にはビルの大きさとか山の大きさとかとの比較など気にせず大きく描くし、人と一緒に映るシーンで大き過ぎると見切れてしまうなど問題があれば、その都度サイズを合わせて小さく描いているそうだ。おかしな話だが、よほど気にして見ていない限りおかしいと思われないぐらいには配慮されているので、あまり気付く人はいなかったのだろう。

「ガンダムの体長と言えば?」、「18m!」と即答する人は多いが、「エヴァってかなり大きいよね、ガンダムと並べるとどのくらいなんだろ?」となるとややこしくなる、という話である。笑い話かもしれないが、「2倍から10倍ぐらい」の大きさである。なんてこった。こうやってほかの作品とからめると、公式体長のある作品との整合性が取れなくなるので問題となる。まあ普通、ほかの作品と絡む事はないのだが、「スーパーロボット大戦」というゲームがあり、たくさんのロボットアニメからたくさんのロボットが参戦する作品で、エヴァンゲリオンも参戦する事になり、問題になった。……まあSD化される作品なので本当に問題になったかは微妙なところだが、一応公式に体長が知りたいとガイナックスに打診したところ、返答が「40m~200m」だったらしい。というかガイナックスもその時決めたらしい。それもすごい話だが、それを聞かされてなにも解決しないところがひとごとながらとても面白いエピソードである。素直に「機密」とでも言っておけば良かったのに。

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