「刻が未来にすすむと 誰がきめたんだ」
出典元、西城秀樹の歌、「ターンAターン」より、歌詞の一部。作詞、井荻麟。
および、2chスレッド「【衝撃事実】『Gのレコンギスタ』は『ターンエーガンダム』から500年後の物語だった事が判明!@2ch.net」のどこかの誰かの書き込みより。
なんのファンにでも当てはまることだが、ファンに語らせると長い。そしてシリーズ化して何十年も続いている作品はさらに顕著で、ガンダムなんていう30年以上続いている作品なら、なにをか言わんやである。しかもそのうちの1作品だけを取ってみてもいくらでも語れるというのに、既に十数作品も出ている。歴史を見れば、原作者である富野由悠季監督が初期から何作品か作ったもののみを正史としてとらえていて、途中から別の監督が「機動戦士」ではない名前を付けて作った作品は別扱い、みたいなことになりそう、……だったのだが、富野監督がまた戻ってきて作ったり、ほかの監督が「機動戦士」を付けて作ったりするものだから訳が分からなくなっている。
今回の話で言う「ターンエーガンダム」と「ガンダム Gのレコンギスタ」である。「ターンエーガンダム」がそれまでのガンダムの歴史を全て包括するという意味を込めて「ターンエー(∀)」という名前を付け、過去のガンダムを黒歴史として全部取り込んでしまった。これまでのガンダムは全て過去の話で、一番新しい時代がターンエーガンダムですよ、とやってしまった。ちなみに黒歴史とは現在一般的に使われている用語とは意味が違い、「ターンエーガンダム」内で過去のガンダム時代のことを言う専門用語である。
なので「ターンエーガンダム」はシリーズの歴史の最後にある作品という事になっていた。その時点ではなっていた。……と思ったら富野監督が「ターンエーガンダムはGのレコンギスタより500年ぐらい昔の話です」という内容の発言をし、またガンダムクラスタ界隈がざわつくことになった。どういうことだ? その前後関係おかしくない? でも確かに……、いやいや技術的に……、など、楽しい楽しい話題の出来上がりである。というスレの、つっこみが以下である。
「時が未来に進むと誰が決めたんだ」
……綺麗すぎるだろおぉー!
これは「ターンエーガンダム」の主題歌、「ターンエーターン」の歌詞の冒頭のフレーズである。西城秀樹が歌った事で当時話題になった。この話題で盛り上がっているスレの住人ならすぐ分かるだろう。しかしこの話題に、まさにこれ! と言えるそのフレーズをスパッと行くとは。つっこみが決まり過ぎている。上手過ぎる。ずるい、反則、でも凄い。
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嫌それでも意味不明だわ