YouTube”谷やん”動画に「途中までは寛大な心で見守ってましたが、炙りマヨチャーシューが暴力的すぎるため戦争です」

「途中までは寛大な心で見守ってましたが、炙りマヨチャーシューが暴力的すぎるため戦争です」

出典元、YouTubeの動画「【大食い】炙りネギチャーシュー 総重量5.0㎏～安い・美味い・早い～」のコメント欄より。ロコモコ丼氏のコメント。

チャンネルは「/谷やん谷崎鷹人」。チャンネル登録者数１４８万人を誇る、超大人気チャンネルである。谷やんは以前、テレビチャンピオンの大食い選手権などに出ていた大食いタレントなのだが、YouTubeを始めてからは料理を絡めた大食いを打ち出し、やたらと凝った料理動画を公開し出した。”自分で大量に作り、自分で全部食べてしまう”というチャンネルなのである。サムネイルの映えっぷりは、毎度凄まじい。

谷やんの恐ろしいところは、料理としての内容が毎回やたら濃い事、そして料理チャンネルにしては信じられないぐらい清潔感がある料理風景、これが挙げられるだろう。つまり、料理をする人に興味深く見てもらえるだけでなく、料理をしない人にも見ていて見応えのある動画になっている。調理の時間をしっかり取るため、３０分から４０分にもなる長時間動画が多く、にも関わらず再生数ミリオン越えだらけというのはハッキリ言って化け物である。

「【大食い】炙りネギチャーシュー 総重量5.0㎏～安い・美味い・早い～」はタイトルの通り、炙りネギチャーシュー５ｋｇの大食いである。チャーシュー自体は３ｋｇほどで、ご飯もいただき薬味もある。時間を掛けてこだわりの調理法でチャーシューを作り、綺麗に盛り付けて、ビールを開けてからいただくといういつものスタイル。チャーシューは作ってから盛り付けている間に冷めてしまったので、実食編ではバーナーで炙って食べるという凝りようである。当然の事ながら、そんなの美味しいに決まっている……。

「飯テロ」という言葉がある様に、あまりにも美味しそう過ぎる（おいしそうすぎる）料理動画というのは視聴者にダメージすら与える存在である。主に胃に。そして、強いて言うなら、その中でも破壊力が高い物と言えば肉だろう。その肉を、丁寧に仕事して、美味しいに決まってる料理に仕上げるのだから堪ったものではない。しかしそれで終わりではなかった――。

「じゃあちょっとここら辺で、味変と参りましょうか」

えっ

「このマヨネーズで」

「これぞ”カロリーの暴力”、炙りマヨチャーシュー」

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！

チャーシューにマヨネーズをかけてバーナーで炙り始めたのである。その破壊力たるや……。谷やん自身も罪悪感を感じつつ味を噛みしめていたが……。ニコニコ動画ではないのでコメントは動画自体にしか付けられないが、ロコモコ丼氏のコメントはこの瞬間へ向けて書かれたのは間違いない。

「途中までは寛大な心で見守ってましたが、炙りマヨチャーシューが暴力的すぎるため戦争です」

き゛も゛ち゛わ゛か゛る゛！！

戦争だわこりゃあ。