小説”リアル鬼ごっこ”Amazonレビュー「自分の子供がこの本を好きだと言ったら子育てに敗北したことを痛感すべき」

「自分の子供がこの本を好きだと言ったら子育てに敗北したことを痛感すべき」。

出典元、小説「リアル鬼ごっこ」のAmazonレビューより。

Amazonに限らないがレビューというものは面白い。基本的に購入の目安として利用するものだが、さくらが書いているものもあるので鵜呑みにしてはいけないと念頭に置きつつ、参考にしよう。レビュー数が多いほど信頼度は上がる傾向にある。ネット初期から技術的には可能だったものだが、モラル的な面でやっとこなれてきた印象がある。

そしてまたエンターテイメントとして、好評すぎる商品や不評過ぎる商品のレビューが非常に読み応えがある文章になっている事は、

「神は細部に宿る」なのか？

のヒントとなる一つの指標だろう。

小説「リアル鬼ごっこ」。まあレビューが批判の嵐。単に駄作だというだけならこうはならない。「面白い！」とあちこちの雑誌で紹介され、映画化まで発表され、ベストセラー！ ってことで読んだらびっくりするほど稚拙でつまらなかった、という……つまり炎上するための要素がいくつも積まれた上での、酷評の嵐という訳である。

まず、痛烈。「小学生の作文だった」から始まり、「文章がおかしい」、「設定ガバガバ」、「読むとバカになる」、「読後に投げつけた」などなど。

しかし、面白く読んだ人もいるのである。レビューで高評価をしている人もいる。主に中高生、若い年齢の読者に……、読書とかそんなしない人に、なのかなぁ。小説というものはそもそも面白い、という要素もある。
しかししかし、それに対する意見が以下のこれである。嗚呼、だからAmazonレビューは面白い。

「自分の子供がこの本を好きだと言ったら子育てに敗北したことを痛感すべき」。