漫画”めしぬま。”トップレビュー「いやいやいやいやいや！いやいやいやいやいやいやいや！きもいわ！！」アヘ顔よだれと気持ち悪い

投稿日：2019年9月16日

「いやいやいやいやいや！
いやいやいやいやいやいやいや！

きもいわ！！」

出典元、あみだむくの漫画「めしぬま。」１巻のAmazonレビューより。

どうもすみませんでした。と先に謝っておく形で今回のセリフを紹介する。

漫画「めしぬま。」は、最近流行りのグルメ漫画である。例によって「作る」、「食べる」のうち「食べる」に特化した漫画なので、基本的には主人公の飯沼が店に行って食事をするシーンを描いた漫画である。形式としては「孤独のグルメ」に近い。あくまで、形式としては。違いは非常に分かりやすい。「孤独のグルメ」に関して言えば、共感しやすい心の声、淡々とした中にあるじわじわ来る面白さ、くせになる表現、などの特徴があるが、「めしぬま。」に関しては、気持ち悪い主人公、気持ち悪い絵、気持ち悪い食べ方、とまあ酷評で申し訳ないが分かりやす過ぎる違いである。とにかく気持ち悪い。

まず漫画表現として、食事のシーンでよだれを垂らす、つばが飛ぶ、という表現は仕方のない部分である。美味しそう、美味しい、という感情を出せる反面、やはり汚いと感じる読者もいるので、それをいかに汚く見せずに表現するかが漫画の食事シーンを描くにあたり、漫画家の腕の見せどころである。が、この「めしぬま。」、ただひたすら汚い。美味しそうだと思えばよだれを垂らすし、食べてる間も汗、よだれと垂らしまくりである。気持ち悪い。そしてなにより生理的に受け付けないのが、アヘ顔で食べる点である。アヘ顔でよだれを垂らしながら食事をしている、しかも成人男性である。元の見た目も良くない。ただただ気持ち悪い。なぜこれが完成した漫画として出版までされてしまったのだろうか……、と疑うほどである。ちなみにそういう酷評も普通に多い。

おそらく作者の性的嗜好の関係で、こういう気持ち悪い男性の気持ち悪い顔を描いてしまったら、超偶然にも同じ様な嗜好の編集者が通してしまい、出版にこぎ着けたと思われるが……。おそらくどちらも女性だろう。表紙を見ただけで気持ち悪いと思わせるのはある意味才能である。悪い意味で。

Amazonレビューでは５つ星のうち２．０、星１つが６８％と凄まじい不評振りを見せている。いや本当になんで続刊が出ているのか不思議である。言いたい事はトップカスタマーレビューの人もさんざん書いているが、そう、もう一つ。この漫画の展開として、飯沼の気持ち悪い食べっぷりを見て読者はげんなりする訳だが、作中でその周りに居る人は感心するのである。「あれ見て腹減って来た！」とか「食べっぷり可愛い！」とかである。……。……。やっぱり言いたい事はレビューにあったからそれを引用。つまり今回のセリフである。