「会社飲み会は楽しむモノじゃない
如何に自分へのダメージを少なくするかだ」
会社飲み会で座るのは3か4がお勧め 面倒くさいが、料理を受け取ったりして作業があれば時間が過ぎるのが早くなるし長話に捕まらない 会社飲み会は楽しむモノじゃない 如何に自分へのダメージを少なくするかだ #新社会人へのアドバイス #会社飲み会対策 pic.twitter.com/qkuOOVPukD
— はっとりん (@hattoriiiin) 2018年3月29日
出典元、はっとりん(@hattoriiiin)氏のつぶやきより。ハッシュタグは「#新社会人へのアドバイス」と「#会社飲み会対策」である。
4月に入り、新社会人が大量発生する時期になっている。入社式はもう少し先のところも多いかもしれないが、入社式前に”早めに来て慣れてもらう”とかいう理由で出社させる会社も多い。ので、既に街では新社会人をチラホラと見掛ける。見てすぐ分かるのは年齢もそうだが、「着慣れていないだろう新しいスーツ」を着ているのと、「醸し出す雰囲気」からだろう。先輩方からは微笑ましく見守られている。”まだ”初々しいな、と。
そしてこれはさすが今の時代、と思える「#新社会人へのアドバイス」というハッシュタグが3月末にツイッターで出回った。ちょっと早いが入社当日に辞める人もいる事を考えるとタイミングはバッチリである。いろいろな真面目なアドバイスや、「1年後こんな顔になってるよ~」といったお笑いネタもたくさんあったが、実際に新社会人になる人にとっては見ておいた方がいい情報だろう。特にそう、学校で一学期早々に移動教室がある様に、会社には入社早々「新入社員歓迎会」というやっかいなイベントがある。新入社員の面々は、たとえ学生時代に飲み会に参加した事はあっても、これはさすがに初めてのシチュエーションとなるだろう。はっとりん氏のつぶやきは、それへのアドバイスだった。
「会社飲み会で座るのは3か4がお勧め
面倒くさいが、料理を受け取ったりして作業があれば時間が過ぎるのが早くなるし長話に捕まらない」
つぶやきには丁寧に画像も添付されていたが、要は下座付近に陣取れというアドバイスである。もちろん店によって席の状況は異なるし、幹事によって決められている事もあれば上座とか関係なく社長がど真ん中に陣取る事もある。しかしポイントは、”作業があれば時間が過ぎるのが早くなるし長話に捕まらない”というところだろう。特に料理が運ばれて来た時に積極的に配るのを手伝えば、周りに気が利く印象を与えられるし体自体が忙しくなる。店員寄りの動きになり、店員を呼ぶ振りをしてこっそり席を抜けても気付かれない特典もあるだろう。
別に全ての会社飲み会が、新入社員にストレスの掛かるものとは決め付けないが、まあ9割方ストレスの掛かるものだろう。結構入社すぐに開かれるので同期とも打ち解ける時間がなく、上司組は仲の良いところとかたまって席を確保していたり、そういう時に限って社長などのお偉いさんが近寄って来たりする。心の安まるものでは無い。そしてもちろん、酒の席だからといって、歓迎会だからといって、例え無礼講だと言われたとしても、本当に無礼講な訳がない。ついでに言えばどういう人なのか観察されている。気の休まる時間では決してない。面倒な人に捕まってしまえば、酔うものも酔えず、いい料理も味わえず、ひたすら神妙な顔をして話を聞くという緊張タイムが延々と続くだろう。それだからこその、捕まらないためのテクニックが、はっとりん氏の言うところの作業が発生する席に陣取るという手法だ。飲み会も兼ねたなにかのイベントがあった際、ビデオ撮影をしている人がいたら、その人を捕まえて話し込む人はいないだろう。ある意味それの応用である。そして、
「会社飲み会は楽しむモノじゃない
如何に自分へのダメージを少なくするかだ」
こういう事でもある。けだし名言である。これは新入社員歓迎会だけでなく、新人時代はしばらく着いて来る問題だろう。この前提を心の中で持っていれば、「酷い状況」を「分かっていた酷い状況」に抑える事が出来る。心の準備が出来ているというだけで、ダメージは結構違うものだ。
あと一つ、「飲み会自体は好きだけど上司がいるとなぁ」という人は、同期と仲良くなったら同期だけでこっそり行けばいい。そこでは本来の、気楽で酔えて味わえる、楽しい飲み会というものを満喫出来るだろう。