「僕も一般男性だし、実質あいなまの結婚相手なのでは???」
僕も一般男性だし、実質あいなまの結婚相手なのでは???
— 村田 (@tian7box) 2017年10月26日
出典元、村田「@tian7box」氏のつぶやきより。2017年10月26日のもの。
大切なのは勢いと瞬発力、そしてポジティブさである。
「あいなま」というのは、声優の豊崎愛生の愛称である。「けいおん!」の主人公、平沢唯役ほか、数々の役を演じている声優として、また美人声優として数々のグラビアにも登場している事で有名な人気声優、豊崎愛生。歌手でもあり、アニメ声でロックに歌い上げる「GO! GO! MANIAC」は何を言ってるのか分からないが一聴の価値がある。人気声優グループ「スフィア」のメンバーでもある。
2017年10月26日、豊崎愛生はラジオで”一般男性との入籍”を発表した。芸能人の結婚発表ということで界隈に衝撃が走ったが、どちらかと言うとオタク文化に強いツイッターは素早く反応し、そのツイッター民の書き込みでトレンドキーワードにも上がっていた。さすがにラジオの初報からのツイッター反応となるとウェブ記事よりも早い。多くは悲鳴を上げながら幸せを祝うタイプのものだったが、異彩を放っていたリアクションの一つが、これである。
「僕も一般男性だし、実質あいなまの結婚相手なのでは???」
ん……!?
なんという……、なんというポジティブシンキングだろうか。哲学的とも言える。”一般男性との入籍”……、どこかの有名人ではない、自分もカテゴリー的には一般男性だから……、実質結婚相手! んなこたあない、そんなはずはない。ないのだが……、一瞬ロジックを考えそうになる勢いを感じる。人生、前向きが一番なんだな、と考えさせられる。だたのボケなのだが……、一報を受けてすぐのこのリアクションは、素晴らしい頭脳の瞬発力の高さと言えるだろう。この考えは、生きていく上で持っていた方がいい考え方かもしれない。全然そうじゃないかもしれない。しかしとにかく切れ味抜群のツイートだった。
ちなみに豊崎愛生は、氏名自体が難読漢字だが、「とよさき あき」と読む。「とよさき」はともかく「愛生」を「あき」は、さすがに読みにくい上に、そのまま読みがすんなり可能なせいもあって、ファンからの愛称はもはや「あいなま」とか「あいなまちゃん」である。”三大・氏名が難読漢字で、かつ、誤読が愛称化している女性声優”の一人である。あとの二人は内田真礼(うちだ まあや)と雨宮天(あまみや そら)。
豊崎愛生は30歳で結婚。たまに週刊誌がスクープしたがる人気声優の結婚だが、声優も30の大台に乗ってしまうとファンが祝福する側に回ってしまうので、スクープが不発になる事も多い。29歳の次に17歳になってしまう声優もいるが、その人たちの扱いは不明である。ただしこれらはちゃんと30歳を超えている場合に限り、いつのまにか30歳が声優の結婚ラインに定着してしまった様だ。そういえば竹達彩奈(たけたつ あやな)も30歳のタイミングで結婚を発表していた。3つ離れているので同じ年の話ではないが、「けいおん!」で言うと平沢唯と中野梓である。