「Twitterは遊びじゃねぇ140字に魂を込めろ」
Twitterは遊びじゃねぇ140字に魂を込めろ
— ミス理科大No.5 鈴木りか (@misstus2017_05) August 7, 2017
出典元、鈴木りか(@misstus2017_05)氏のつぶやきより。ツイッター、イズ、ノット、エンターテイメン。
けだし名言である。
ツイッター社から感謝の言葉があってもおかしくないぐらい、熱いツイートである。ツイッター社はプリントアウトして額に飾っておくといい。長年語り継がれていいレベルの名ツイートと言えよう。
さてこれをつぶやいた鈴木りかさん、誰やねん、という話だが東京理科大学の学生である。だから誰やねん、という話だが、一般人である。身体的特徴、美人。「ミス理科大コンテスト2017」の6人にエントリーしていて、その時のコンテスト専用のツイッターアカウントがこれという訳である。最近のミスコンはネットを使って全世界から投票出来るのか、と思ったら、「ミスコレ」というミスコン専用のポータルサイトが出来ていて、それを使ってコンテストを行っていたらしい。6人ともそこに関連付いたツイッターをやっていた。
投票は毎日出来るらしく、なのでツイートを用いて各自が自己アピールし、まあミスコンなので主には自分の写真を貼り、「投票お願いします」とアピールしていた。鈴木りかさんも通常のツイートはおとなしく、優等生のコメントをしていた。
しかしこれが、誰かへの返信となると雲行きが怪しくなってくる。ファンサービスが行き過ぎているというか、本性が出るというか、まあ期間限定の企画なので頑張って返信してファンを増やすのは当然の行為なのだが、ちょっとネジが外れている。ネットスラングを使ったり、ディスりが入ってみたり、ちょっと危ういリアル話をしてみたり、天然かな、いや計算された天然だな、という、とにかくいい意味での小賢しさを大いに発揮していたのである。ファッションセンスやリアクションがオタクホイホイ過ぎるという事でネットの記事にまでなってしまった。このアカウントを知っている人は、本人のツイートだけでなく、ぜひ他の人への返信まで見てみる事をお勧めする。そしてその最たるものが以下のやりとりである。誰かが鈴木りかさんの事を、「自分が可愛いことよくわかってる感じですごく推せる」みたいなツイートをしていた。それに対する返信がこれで、
「おいこらプロファイリング足りねぇぞ」
そしてこれである。
「Twitterは遊びじゃねぇ140字に魂を込めろ」
突然こんな返信が届いたら「ヒッ……」である。その人もビビったのか必死に丁寧な140字の返信をしていた。というかこの最初のツイート、鈴木りかさん宛てではない。独り言である。鈴木りかさんに、自分の事をつぶやいてると見付かってしまい、完全に噛み付かれた形である。なんてこった。エゴサーチ、自分の名前で検索して自分の評判を調べる事、をしっかりやっていて周囲にアンテナを張っているのだ。怖い。けど可愛い。
ミスコンは結局当たり前の様に鈴木りかさんがグランプリを獲得し、終了した。6人中一人だけニュースになったりするほど注目されていたのだから当然、という意見もあるが、普通に一番可愛かったという話もある。このミスコンで使用されたアカウントもミスコン専用のものなので閉鎖されるだろう。……と思ってそれを悲しむツイートをした人への返信がこれである。
「仕方ねえ本垢教えるか」
そしてこれである。
「今、アカウント5個持ってるからどれか教える」
世の中、どんな人がいるか分かったものではない、どんな逸材が眠っているか分からない、いい例である。今はただの可愛い大学生だが、場合によっては突き抜けて世に出て来てしまうかもしれない。理科大に通っていて名前は”りか”なのに理科は苦手らしいし。ええぇ……。
本ページの情報は2023年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。