「三倍返しはする‥‥‥‥
お返しはするが‥‥‥‥‥‥
それが金額ベースに限らないということを‥‥‥‥‥‥
どうか‥‥‥‥
諸君らも思い出していただきたい‥‥‥‥
つまり‥‥‥‥‥‥
我々がその気になれば‥‥‥‥
カロリーベースも可能だろう‥‥‥‥‥
と言うこと‥‥‥‥‥‥‥‥!」
三倍返しはする‥‥‥‥
お返しはするが‥‥‥‥‥‥
それが金額ベースに限らないということを‥‥‥‥‥‥
どうか‥‥‥‥
諸君らも思い出していただきたい‥‥‥‥
つまり‥‥‥‥‥‥
我々がその気になれば‥‥‥‥
カロリーベースも可能だろう‥‥‥‥‥
と言うこと‥‥‥‥‥‥‥‥!— 手動人形 (@Manualmaton) 2018年2月14日
出典元、手動人形(@Manualmaton)氏のつぶやきより。テンプレートはカイジの利根川のセリフのパロディである。
ホワイトデーである。シンプルに本命チョコのお返しを悩む御仁はまあ楽しい悩みを満喫してくれればいいのだが、問題は「義理チョコ」のお返しである。さすがにもらった人に返さない訳にはいかないので、さてどうするかと悩むところだが、ここで男性陣に立ちはだかる余計なフレーズがある。いわゆる「三倍返し」である。もらったチョコの3倍の値段が相場、と誰が決めたか分からないがそんな事になってしまった常識に、義理チョコまで乗っかってしまった。なんたる事だ。
という訳で通常はそれなりのところのチョコなりスイーツを、1500円ぐらいかけてプレゼント用の紙袋に入れて返すのが定番だろうか。「義理チョコ」のお返しで、である。会社員などで従業員の規模にも依ってくるのだろうが、人数が少ない職場ならそのぐらいが定番だろう。しかしこれが10人を超えて来るとなかなかにつらい。つらいというか無理。上司に働きかけて、合併策を練らねばならない事態である。そこで飛び出すこの提案。
「我々がその気になれば‥‥‥‥
カロリーベースも可能だろう‥‥‥‥‥
と言うこと‥‥‥‥‥‥‥‥!」
むむむ! ……むむむむむ!!
ニヤリとしたところで、これはアリなのではないだろうか。ちなみにチョコ自体が登山の行動食に使われるぐらいカロリー満点なので、3倍返しとなるとカロリーを気にする女子陣にとってそれはある意味嫌がらせともなるかもしれない。だがそれがいい。謎の勢力の謎の攻勢により、こんな事態になってしまった男性陣に、それぐらいの反撃の余地があってもいいのではないか。となると問題は3倍カロリーの確保である。
単純にカロリーの高い焼き菓子などという手もあるが、クリームたっぷりでさらに揚げてある菓子パンや、スターバックスのフラペチーノなどもカウンターにはうってつけだろう。どれももらった側の女子は嬉しいはずだが、それがあっちからもこっちからも押し寄せて来ると考えるとなかなかに厳しい。カロリーが。しかし甘い物は女子の大好物である。せっかくもらったのだから自分で食べたい、飲みたい。しかしカロリーが……、少しずつ食べるか、しかし3倍掛ける事の人数分である。これはもう、嫌がらせとしてはクリーンヒットと言わざるを得ない。バレンタインデーとホワイトデーが嫌がらせ合戦になるというのも嫌なものだが、それならそれで上層部が手を打つ案件である。なにもないならなにもないなりに、可能な範囲での反撃はしてしまおうではないか。