「スマブラにマイクラ参戦の発表でTwitter落ちてるって書きこむためのTwitterが欲しいですね」
スマブラにマイクラ参戦の発表でTwitter落ちてるって書きこむためのTwitterが欲しいですね
— かたり (@carter_lee3) October 1, 2020
出典元、かたり(@carter_lee3)氏のつぶやきより。みんな大好きスマブラ参戦ファイターのニュース。
2020年10月1日23時、「大乱闘スマッシュブラザーズSP」の追加ファイターの発表が行われた。それは予想していた人がいたものの、実際に実装されるとなるとインパクト抜群の「マインクラフト」からの参戦だった。「マインクラフト」からスティーブ、色違いでゾンビ、エンダーマン、アレックスが参戦する。
そのムービーで開発総指揮の桜井政博氏も言っていたが、「マインクラフト」は世界一売れたゲームであるらしく、それだけ遊ばれているゲームかける事の世界中のスマブラファンが固唾を飲んで見守っていた発表の瞬間だった訳で、話題性としては100万×100万みたいな爆発的なものがあったのだろう。ネットがテレビならニュース速報が流れるレベル。
「マイクラ参戦!」
そしてそのニュースが流れた瞬間、驚きと感動で世界中のファンが……、そう、驚いて感動しただけでなくTwitterに飛び付いたのである。人はこういった時、誰かに伝えたくなるのである。「マイクラ参戦だって!」とTwitterに書き込もうとするが……。しかしTwitterは、重くて動かなかった。えっ……。
「Twitterが落ちてる!」
って、これも、これだって大ニュースじゃないか。うわ~~~大変だ大変だ。Twitterが落ちるなんてことある? 大変な事じゃない? みんな、見て見て~……と。これだって誰かに伝えたい。しかしつぶやく場所がない。書き込む場所がない。
「スマブラにマイクラ参戦の発表でTwitter落ちてるって書きこむためのTwitterが欲しいですね」
そう、つまり感想はここに落ち着いてしまうのである。どうしてこうなった。このウズウズした気持ちはどうすれば……!? しかししばらくするとTwitterは復活してくれた。まさに人が殺到したから重くなり、繋がらなくて人が手を離しているうちに直るという現象が起こっていた。このタイミング、明らかにスマブラのせいだよね……。
”人は”と言ってしまうのは主語が大きいだろうか。こう、大ニュースを聞くと誰かに話したくなる心理はなんなのだろうか。自分が知りたい情報を、自分が知れて驚き、感動なりがあってエピソードとしてはそれで完了しているはずである。しかしどうしても続きがあってしまう。誰かに伝えたい、伝えて驚きを共有したい、そういった気持ちが生まれるのである。
SNS……と言うか最早名指しでTwitterでいいと思うが、Twitterという発信出来るメディアを個人がこれだけ持つ様になったから、こういった心理的要望が生まれるのだろうか。ある調査によると、センセーショナルなニュースを見聞きした人の94%は、誰かに教えたくなるらしい。う~ん。
まあ、人の94%がそうなら”人は”でいいか。