A「食品から摂らないと意味ないって医者に言われた
表記とかかなり適当なんだって」
B「医者も適当なこというから気をつけたほうがいいぞ」
出典元、5chスレッド「サプリ飲まないやつ人生損してるぞ [無断転載禁止]@2ch.net」より。どこかの二人のやりとり。
スレッドの内容としては、サプリメントの話題である。自分はこれ飲んでる、自分はこれだけかなー、自分はこれとこれとこれとこれと……、そんなに飲んでるのかよー、などの定番の話題である。そして話は当然、ここにも及ぶ。曰く、「サプリなんか飲んでも効果は無い」。曰く、「日本のサプリは法律がザルだから効果がない、買うなら輸入もの」。曰く、
A「食品から摂らないと意味ないって医者に言われた
表記とかかなり適当なんだって」
まあ、これだろう。なにも知らない人にとって、この栄養素です、と表示されたサプリメントを見て「食事しなくてもいいのか、ダイエットにピッタリじゃん!」と思ってしまう事は仕方がない。「マルチビタミン」など、罪な名前である。しかし実際はそんな万能な訳もなく、食事をしっかり摂った上で不足しがちな栄養素を補うのがサプリメントの役割である。そしてそれは人それぞれの食生活に関わってくるので、外食が多い、野菜をあまり採らない、菓子パンばっかり、など偏った食生活の人ほど必要になって来る要素だろう。しかし医者にどんなサプリを採ったらいいか聞くと結局返事は「しっかり食事を採りなさい」となってしまうので答えは無い。よっぽどの栄養失調なら処方箋でも出してくれそうだが、それこそ食生活の見直しとセットだろう。
B「医者も適当なこというから気をつけたほうがいいぞ」
が、問題はこれである。医者も適当な事を言うのである。面倒くさいからだとか知らないからだとかでは無いだろうが、答えが一つではない病状というものはある。そして病院へ行く様な状態の際、分かりやすい場合もあるがどう対応するか微妙な場合もあるだろう。それの悪い方へ回ってしまった時の、患者の感想がこれである。
B「医者も適当なこというから気をつけたほうがいいぞ」
外れた場合はまあ、感想はそうなってしまうだろう。しかし実際のところは専門医がどの様な判断をしてその結果を導き出したかは素人には分からないので、結果が思わしくなかったのなら「適当な事言いやがって」と思ってしまう事は仕方がない。そしてあと一つ、みんなそうとは言わないが医者とは適当な事を言うものなのである。面倒くさいからだとか知らないからだとかでは無いだろうが……!
ソースというか信憑性はカルテへの筆跡にある。”医者の書く字が読みにくい”とは世界的に有名な話である。患者に細かいところまで読めてしまうといろいろ言われてしまうから、らしいが、それが理由なら”うしろめたい事があるんじゃないか、自信がないからじゃないか”と思ってしまうのも患者側の気持ちであり、自由である。自信がある処方なら自信を持って綺麗に書いて欲しいものである。