「空を 急降下 Jet Coaster」
出典元、影山ヒロノブの曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(チャラ・ヘッチャラ)より、歌詞の一部。作詞、森雪之丞。
説明の必要もないぐらい有名な、アニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌である。楽曲の素晴らしさと歌詞のドラゴンボールっぽさも非常にマッチしていて、「ドラゴンボール」という作品と共に日本を代表する名曲である。アニメをそれほど知らない人たちとカラオケに行った際、歌っても大丈夫なアニメソングとしても知名度的に非常に優秀。また、世界的に有名な曲でもある。異論もあるかと思うが日本のアニメを世界に広めたのは概ね「ドラゴンボール」のおかげである。そして当然、主題歌であるところの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」も大いに広まった。そもそも楽曲が素晴らしいのだが、歌唱も素晴らしい。そして、影山ヒロノブはライブが熱い。
スペインで行われたライブ動画が長らくネット上に上がっているが、影山ヒロノブが「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と、これも「ドラゴンボールZ」から「We Gotta Power」を歌っていた。歳に似合わぬ派手な動きと歌唱の熱さもあるが、とにかく「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の知名度がビックリするほど高く、まあアニメのイベントだったので客層もそれなりにアニメファンだったのもあるが、とにかく滅茶苦茶盛り上がっていた。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は観客がコールを入れやすい歌詞なのでライブでの一体感が凄まじい。しかしそれももちろん、歌詞を知っていなければ出来ない芸当である。スペインでの話なのである。
光る 雲を突き抜け Fly Away(フライアウェーイ!)
このカッコの部分がコールであり、影山ヒロノブの歌唱の直後に、観客が掛け合いの様に入れるコールである。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」には随所に盛り込まれていてそれがピッタリ合うのが最高である。ライブ動画ではスペインの観客がしっかりそれに合わせて来た。軽く警備員もノッていた。それだけで凄いのだが、一番終了。二番、
空を 急降下 Jet Coaster
(コースター!!)
2番も合わせて来やがった! どんだけ有名なんだ。どんだけ愛されてるんだ。
国によってどれだけ人気があるかは分からないし、歌詞は翻訳されている国もあるかと思うが、それでも曲は同じである。好きな人は本家も聞きたくなるだろうし、コールぐらいなら英語だし着いて来られるだろう。とにかくライブでコールが決まると気持ちいい。観客も気持ちいいし、影山ヒロノブも「チョー気持ちいい」状態だっただろう。それだけの盛り上がりを見せたライブ映像だった。
そしてそういうところに付くタグが「#世界のKAGEYAMAシリーズ」であり、とにかくドラゴンボールのおかげではあるものの世界的に見ても知名度がとんでもないのである。海外的には「聖闘士星矢」の主題歌「Soldier Dream」もやたらと人気があるし、もう東京オリンピックのオープニングは影山ヒロノブに「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌わせるのが正解なんじゃないか、と思わせるレベルである。スポーツの祭典だが、スポーツは戦いでもあるし、綺麗事よりもそれを吹っ飛ばすノリと勢いが必要じゃないかと思う次第である。
Sparking!
#世界のKAGEYAMAシリーズ