言の葉の魔力

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ネットスラング

「こまけぇこたぁいいんだよ!!」

投稿日:2019年6月26日

カテゴリー「ネットスラング」

「こまけぇこたぁいいんだよ!!」

出典元、ネット各所。主にアスキーアートと共に使用される。厳密な元ネタは「こまけぇこたぁいいんだよ!!」。

全てをなぎ払うパワーワードである。ネットスラングだけでなく日本語というくくりの中でもかなり上位に入る威力を持つだろう。実際の使用時は「細かくない事ぁ」にも使われている。そういう細かい事はいいのだろう。ネットで流行ったのは少し前だが、今でも見れば「あったあった」と思う人は多いだろう。さすがに今使われると少し懐かしい。

流行っていた当時は、何かのスレッドが立ち上がり、スレッドタイトルと1の書き込みが行われる。2の書き込みでもう「こまけぇこたぁいいんだよ!!」である。将棋盤の駒をなぎ払ってしまうイメージである。「ちょっと、」「こまけぇこたぁいいんだよ!!」「あの」「こまけぇこたぁいいんだよ!!」といった具合に、話にならない。ただの荒しならまだましなのだが、問題はこれを使うのが気持ちいい事である。こいつに荒らされた、と思ったらなぜか色々な人が使っている。2009年頃か、流行っていた当時は各所なかなかに大変だった。

しかしまあ、ただのフレーズにしてはよくあちこちで使われたものである。使い勝手が良いのである。スレ上でちょっとした口論になり、言い負かされそうな方が使いたくなってしまう魅力がある。そして使われた側もまあ、今流行ってるしちょっと面白いしで、それこそ「こまけぇこたぁいいんだよ!!」の気分になって許せてしまうのだろう。アスキーアートの馬鹿っぽさの威力もある。ニコニコ大百科でこのページを見に行ったら、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」しか書いてなかった。それぐらいなぎ払って来る。そして調べに行ったこちらも、面白いから細かい事はいいか……、という気持ちになってしまうから困ったものである。

よく考えればただの言葉である。言葉自体もノリも、江戸っ子気質を感じられる。実際に昔からこの言葉が口癖な人がいても、全然おかしくない。あとはまあ、現実でもフィクションでもいいが、何かが佳境を迎えた際に周りを鼓舞する言葉として使えなくもないのが凄いところである。これを絶対に成功させなければ……。あらゆる困難、妨害に見舞われる。「チーフ、パワーがもう保ちません!」、「このままでは他に被害が広がってしまいます!」、しかしここだけ決めてしまえばいいんだ、ええい、

「こまけぇこたぁいいんだよ!!」

-ネットスラング

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    コトノハ

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