「お客様お客様お客様!!困ります!!あーっ!!!お客様!!」
お客様お客様お客様!!困ります!!あーっ!!!お客様!! pic.twitter.com/bpqXjeUSev
— よみこ (@yomico) 2014年6月23日
出典元、yomico(@yomico)氏のつぶやきより。元ネタについての詳細な説明は省く。
ツイッター発祥なのでツイッターでよく使われているが、ネットスラングとして使われている面もある。まあ普通に考えて、店の中で客が困った事をしてしまってくれた際、店員が止める時のセリフである。そりゃあ内心は「なんてことしてくれてんの!」であるが、相手は客であるからして、頭ごなしには怒れない。口調も極力丁寧にしないといけないので、「やめてください」より「困ります」になる。
このセリフだけでも結構面白いのだが、これがさらに効果を増すのは”相手が動物”の時だろうか。コンビニに入り込んでしまったネコが、陳列された商品の棚につっこんでバラバラと床に散らかした時などがピッタリくる。
「お客様お客様お客様!!困ります!!あーっ!!!お客様!!困ります!!あーっ!!!店内に入って来られては困ります!!あーっ!!!!お客様!!商品を倒されては困ります!!あーっ!!!困りますお客様!!」
いやネコに言っても通じないのだが。この店員の慌てた様子と、ネコに通じてない感じがなかなか面白い。店員でなくてもいい。ネコとはそもそも粗相する生き物である。自宅飼いの自分ちのネコが、仕事の書類をまき散らしてしまったり、よりにもよってな場所で毛玉を吐いたり、障子を破ったり、まあネコを飼っていればいくらでもやってしまう事だろう。それをツイッターなどで惨状の写真と共にこのセリフをアップされると面白い。お客様ではないのも面白いし、注意しても理解出来るはずがないところも面白い。
また、自分がやってしまった失敗をギャグにする用途にも使えるので、使い道の幅が広い。「お客様お客様お客様!!」「困ります!!」「あーっ!!!」「お客様!!」が入っていれば間に別のセリフを挟んでも、このネタだな、と知ってる人には分かるので何にでも使える。
しかしやはり動物ネタが一番しっくり来るだろう。そしてインコでもハムスターでもイヌでもいいが、やはりネコ。家の中で散らかす、入っちゃ行けないところに入る、物を壊してキョトンとしている、など、可愛いから許されるが本来は非常に困る事もやってしまうのがネコである。サイズ的にパワーもある。しかし怒ってもやつらは気にしないので、こちらとしても笑い飛ばすしかないのである。それに最適なのが、惨状を写真や動画でSNSに上げつつ、面白おかしく表現する、このフレーズである。
「お客様お客様お客様!!困ります!!ティッシュをそんなに使われては困ります!!あーっ!!!お客様!!汚れたまま絨毯の上を歩かないでください!!お客様!!あーっ!!!」
#あーっお客様