言の葉の魔力

名言から名称、掛け合いまで。魔力を放つ言の葉を紹介

チーム・団体

「巨人」

投稿日:2018年3月3日


「巨人」

出典元、プロ野球チームの名前。「読売ジャイアンツ」の通称。

通称なのか? 正式名称クラスの通称なのだか。もしくは以前の名称の名残り……、なのか。あまり意識しないと気付かないが、巨人だけが特別扱いされている。テレビもそうだがテレビの話ではなく、「巨人」という名称の話である。中日ドラゴンズは「中日」、阪神タイガースは「阪神」、読売ジャイアンツは「巨人」、……ん? そこは「読売」じゃないのか。という話である。プロ野球の球団は歴史の推移があり、現在は地域に根ざした球団名が多いが昔からある球団は普通に企業の名を冠している。だから別に読売でもいいのだが読売ジャイアンツの通称は「巨人」である。スコアボードでも画面表示でも「巨人」か「巨」である。やはり特別扱いである。

しかし大昔から「巨人」は「巨人」である。「我が巨人軍は永久に不滅です」の頃から巨人だった訳で、なんとか納得の行く理由が欲しいものである。しかしどうでもいいと言えばどうでもいい問題でもあるので「そういうもんだよ」で納得しそうである。巨人の4番は右打者のパワーヒッターでファースト守備じゃないといけないんだよ、と言われると納得しそうになる現象に似ている。ロマンか。ロマンなのか。

そもそも特別扱いと言えば誰もあまり言わないしアピールもしないが、巨人は特別である。上にも書いたがもちろんテレビである。甲子園児や大学野球で活躍した選手がドラフトに掛かる。誰もあまり言わないしアピールもしないが、あこがれのプロ野球選手になれたら、

テレビにたくさん出たいに決まっている。

そしてテレビ放送が多いのが巨人である。地方に本拠地を持つ球団はまた事情が変わって来るだろうが、基本的にテレビは巨人戦であるため、巨人に入れなかったらせめて巨人戦の多いセ・リーグが希望であり、妥協の果てがパ・リーグである。皆、巨人に入りたい理由をいろいろな言葉で言い繕うが、結局一番大きいのは”テレビにたくさん出られるから”である。パ・リーグの勧誘に苦労するのは、”テレビにあまり出られないから”である。なんでこんな仕組みになっているのか知らないが、日本を代表する国民的スポーツに、またヘンテコな仕組みが当たり前の様に出来上がっているものである。

そしてここに付随する要素として、今は無いが、必要な要素がある、と思う。それは”巨人の絶対的な強さ”ではないか。9連覇ではないが、スター選手を数多く抱え、層が厚すぎて将来有望なドラフト1位の新人もなかなか試合に出られない。圧倒的資金力による有力な外国人助っ人やトレードによる反則的な補強。それによる万年優勝レベルの強さ。それをもって、「まずは巨人を観ないと」が成るのではないか。そしてそれがプロ野球界における巨人、通常の「きょ(↑)じん(↓)」の読みではなく、圧倒的存在としての「きょ(→)じん(↑)」と言えるのではないか、などと考えると、超特別扱いでひたすら上げられる存在として君臨していてもいい気がする。圧倒的な強さが今は少し足りていない。

なんてね。

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